2月の発達支援リトミックは、2月のスペシャルイベント・バレンタインをテーマにお菓子作りを楽しみました。
「むしゃむしゃ・あまーい」とピアノに合わせて食べる動作をすると、みんな、本当においしそうな顔をして「あまーい」と表現してくれます。
いつもニコニコ笑顔でリトミックに参加してくれるGくんは、私のそばまで来て「あまーい」の顔を見せに来てくれました。
とってもいいお顔を見せてくれました。
Gくんは、発達支援リトミックの経験が1年以上あります。
最初の頃は、ピアノに合わせて歩いたり走ったりするときは先生に抱っこを求めることが多かったGくん。
回を重ねるごとに先生と手をつないで動けるようになり、今では一人で自由に動きます。
たまに、輪の流れと逆に進むことがあるのですが、力のコントロールと平衡感覚が養われつつあるGくんは、お友だちにぶつかることなくスイスイと隙間をくぐり抜けていきます。
そして、その動きはピアノにしっかり合っています。
ほかにもこんな変化が見られるようになりました。
最初の頃は気に入っている音楽が終わったり、教具の片付けの時間になると気持ちの切り替えがうまくできず、うつ伏せ寝をして動かなくなっていたGくん。
「今日は〇〇をするよ。」とその日のレッスンの見通しを伝え、教具の片付けなど『終わり』のタイミングで声を掛けるのではなく、『終わり』の少し前に声を掛けるようにすると、徐々に一回のレッスンでのうつ伏せ寝の回数は減りました。
そのうち、声を掛けなくてもレッスンプラン通りに動けるようになり、うつ伏せ寝をすることがなくなりました。
リトミックの経験が、Gくんの日々の生活にも役に立つといいなと思います。