1月の発達支援ミュージックは、お正月に食べるお餅をテーマに音楽を楽しみました。
今月は、数回発達支援ミュージックに参加してくれているHちゃんのお話です。
私が訪問する時間は眠くなる時間のようで、お昼寝をしていることが多いHちゃん。
眠ったまま終わってしまう日もあれば、途中で起きて寝ぼけ眼で参加してくれる日もあります。
逆に、はじめは起きていて途中で寝てしまう日もありました。
”眠そうな表情でゆったりと音楽を聴いている”そんな印象のHちゃんでした。
そんなHちゃんが今回は、起きて出迎えてくれました。
ミュージックがはじまると、私がいつも見ている眠そうな表情と違い、目を丸くして楽器や音楽に興味津々のHちゃん。
手や足に鈴を付けて身体をほぐす”ぐにゃぐにゃビート”では、先生に足に鈴を付けもらい、前後に足を動かして元気な音を聴かせてくれました。
先生と利用者さんとペアで楽しんでいただく”お餅を作ろう”では、キャッキャッと笑い声をあげて楽しんでくれ、大きなスカーフを揺らす”おおさむ こさむ”では、嬉しそうにスカーフを見上げていました。
笑顔をたくさん見せてくれ、終始目を輝かせていたHちゃん。
レッスンの最後は、今週、お誕生日を迎えたというHちゃんにバースデイソングを贈りました。
バースデイハットを被せてもらったHちゃんを囲んで、私のピアノに乗せて先生が歌い、みんなが手拍子で盛り上げます。
その様子を、ご家族に見せてあげようと先生が動画を撮ってくれていました。
注目されて緊張したかな?
ミュージックのときに見せてくれた笑顔はバースデイソングでは撮れませんでしたが、私にはイキイキと楽しむHちゃんのすてきな笑顔が目に焼き付いています。
いつか、ご家族にも見せてあげられる機会があったらいいなと思います。