7月をもって訪問レッスンが最後となる、おかやま内科児童発達支援事業所さん。
最後に一緒に音楽を楽しむコンサートの場を作っていただきました。
『お行儀よく聴く』ことに囚われず、みんなの心を自由にさせ、音楽を楽しめる空間を先生方と一緒に作ることができたらいいなと思っていました。
その思いが先生方だけてなく、みんなにも届いたようで、頭をふってジャンプして…全身で音楽を楽しんでくれていました。
みんなが全身で音楽を楽しんでいるコンサートの様子を動画にまとめました。
みんなには打楽器を渡し、一緒に演奏してもらいました。
打楽器は、楽器によって力加減が変わります。
どれくらいの力を加えると、ほかの楽器といい塩梅で音を奏でることができるのか?
周りの音を聴きながら奏でることで、聞く力(音楽 だけではなく話を聞くなど)を養います。
同時に、力加減のコントロール力を身に付けるサ ポートをします。
私たちの演奏に合わせ、テンポをキープして音を出することにより、気持ちのコントロール力を身に付けるサポートをします。
全員が一体となりひとつの心臓音(ビート)を作り出しますことにより、「楽しい」を仲間と共有し、共感性を育みます。
いろいろな効果を、音楽を楽しむ中で自然と育んでもらえたらいいなと思っています。
午前中に行ったコンサート。
午後にコンサートのことを思い出してくれたようで、先生に
『ジャスミンの歌やってくれたね。』
『リトミックの先生の声、キレイだったね。』
と話してくれたそうです。
コンサートを通して、みんなの心に『音楽って楽しいな』『音楽っていいな』という気持ちが生まれたらいいなと思っています。