ミュージック活動

3月の発達支援ミュージック(ぽかぽか

3月は1年の総まとめ。今年度の集大成、春夏秋冬を楽しみます。
回数を重ね、音楽を積極的に楽しんでくれ、自己を解放して表現してくれるようになりました。
自発的に音楽を吸収しようとキラキラしています。

今回は、Fちゃんにフォーカスして1年の成長をお伝えします。

今回は、はじめのわらべうたからFちゃんの反応がいつもと違いました。
3月は、音に合わせて手で花が咲く形を作る、かわいいわらべうたを楽しんでもらいました。

はじめの数回はじーっと見ながら聴いていたFちゃん。何回か繰り返していくうちに、花が咲く音をピアノで弾くと、足を大きく開いてくれました。
足でお花を作り、目は先生が作ってくれた花を見て、きゃっきゃっと嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
とってもいい調子のFちゃん。その、積極的な姿勢に先生と喜び合いました。

次の、一人ずつお名前を呼んで楽器で答えてもらう”あいさつの時間”。
次はどんな反応を見せてくれるのかなと先生方とワクワクしていたら…

注目されたことと、私たちのプレッシャーを感じたのか(笑)、楽器に触れず音をじっくり聴き、じーっとこちらを見ていました。
ちょっと圧を掛けすぎちゃったね(笑)

鈴を手足に付けて固くなった身体をほぐす曲では、上手に手と足を動かして鈴を鳴らしてくれました。
今までは、先生が鳴らす音を聴いていたFちゃん。
積極的に鳴らそうと身体を動かしてくれる姿を見ることができとても嬉しかったです。

ミュージック活動では、毎回必ず行う曲と、毎回季節に合わせて新しい曲を持っていきます。
聴き慣れない曲では、耳を澄ませてよく聴いてくれたFちゃん。

最後、鑑賞の時間を設け、ケルティック・ウーマン/ユーレイズミーアップを弾き歌いしました。
Fちゃんは、大きく口を開けてとっても明るい笑顔を見せてくれました。
この曲の持つ旋律の美しさを共有できたと感じることができた瞬間でした。

音楽を通して心で繋がることができた神回でしたが、次週、4月にお伺いするとクールなFちゃんでした。
一筋縄にはいかない、お子さまのツンデレ具合が発達支援ミュージックのだいすきなところです。
また、Fちゃんの心をグッと盛り上げることのできる曲を演奏したいな、Fちゃんの心を射止める曲を見つけるのが楽しみです。

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