ミュージック活動

6月の発達支援ミュージックの様子(放課後等デイサービスぽかぽかさん)

6月の発達支援ミュージックは、雨をテーマに楽しみました。
今月は新しい試みで、バギーを使って音楽を感じてもらいました。
カエルの歌に合わせてバギーを前後に押して音の高低を感じてもらったり、バギーをボートに見立てて”ゆらゆら”、”ちゃぷちゃぷ”と2つの拍子の違いを感じてもらいました。
全身が動いて音楽を感じてもらうことができ、みんなの「楽しい!」気持ちをより引き出せたように思います。
来月も、バギーを使っての活動を取り入れていこうと思います。

さて、今月はFくんのお話。

Fくんは、毎回ミュージックに参加してくれています。

Fくんが特に気に入ってくれている曲は、「今月は、〇〇へ行こう!」とテーマを伝えた後に弾くトトロの「さんぽ」です。

「さんぽ」は手や足に鈴を付け、音楽に合わせて音を出してもらいます。
ピアノが速くなったら鈴を思い切り振り、ピアノが止まったら鈴を止める。音楽に合わせて即座に反応してもらう、”即時反応”を取り入れています。

私がピアノを止め、赤信号のカードを見せて「赤ー!」と声を掛けます。すると、みんなが音を止めてくれます。

Fくんは、数か月前から「赤ー!」に合わせて指を上にあげてくれるようになりました。
回を重ねるごとに、指だけでなく手を上げてくれるようになり、その手はお腹まで上がり、胸まで上がり…だんだんと高く上がるようになりました。

今月は、肩までが上あがりました!!!
先生方がすぐに気づいてくださり、喜んでくださると、2回目の「赤ー!」は1回目よりも早く反応してくれました。
先生方が、その反応の速さに「すごーい!」ともっと喜んでくださると、3回目の「赤ー!」はすばやく、そして2回目よりもさらに高く手が上がりました。

Fくんの誇らしげな笑顔、先生方の嬉しそうな笑顔に幸せをもらいました。

来月も楽しみです。

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