ミュージック活動

12月の発達支援ミュージック(放課後等デイサービスぽかぽかさん)

クリスマスソングが街に流れる12月。
12月は、クリスマスソングに乗せて年に一回のスペシャルミュージックをお届けしました。
12月2回目はドラムを入れてクリスマスコンサートをお楽しみいただきました。そちらのお話はまた次回☆

今回は、毎回参加してくれているFくんの今年一年を通して私が感じた成長をお伝えしたいと思います。

回を重ねるごとにどんどん積極的な姿を見せてくるFくん。
少し恥ずかしがり屋なFくんは、私が入室しミュージック活動の準備をはじめると、嬉しいそうな表情を見せてくれます。
私がFくんに話しかけたり笑いかけると、Fくんは恥ずかしそうに目を伏せます。
でも口角は上がっており、「今からミュージックが楽しみだよ」の明るい表情を見せてくれます。

Fくんは、数回目で音楽に合わせて手拍子をしてレッスンを盛り上げてくれるようになりました。

夏になると、音楽の音が変わると瞬時に判断してパッと反応することができるようになりました。
音楽を止めるとパッと手を挙げ音楽が止まったことを教えてくれます。その反応の速いこと速いこと!

音楽に瞬時に反応できるようになったころに、片付けもできるようになりました。
片付けの音楽が流れると、使っていた楽器を持って袋の中へ自分で入れてくれます。

秋になると、先生方が揺らすスカーフを目で追ってもらいみんなに眼球運動を促す活動では、Fくんはスカーフを見るだけでなく、先生方と一緒にスカーフを持って揺らしてくれるようになりました。

このように回を重ねるごとに、「やってみよう!」の姿勢がどんどん生まれ、お気に入りの曲もたくさんできました。
Fくんがお気に入りの曲を弾くと、嬉しい!を大きな声で表現してくれます。
教具を操作したり、自分から音楽や教具に積極的に関わったりしてくれるようになりました。

私が音楽を通して伝えたいと思っている「楽しい!」「できた!」の体験をいっぱいしてほしいという想いがしっかりFくんに届いているのを感じられ、大変嬉しく思っています。

来年はどんなFくんの成長が見られるか、今から楽しみです。

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